最適URLは静的か動的か

渡辺隆広氏のCNET Japanでの連載コラム 渡辺隆広のサーチエンジン情報館 の2008年9月24日の記事 Google、動的URLの扱いに新見解「動的URLのままで問題なし」 では常々サイト構築時には検討課題となり、 ひいてはブログシステム提供側でもブログシステム選択側にも大きく決定に影響を与える要素として、 この動的頁生成の際のURL出力問題がありました。
従来一般的に云われていたのは 検索エンジンに対しては静的URLが有利である と云う見解で、どうやら当問題に対しGoogleが新見解を出したことに対する、 氏の意見を拝聴することが出来る記事になっています。

内容を閲すれば
今回のGoogleの見解は「動的URLのままでOK」。クロール技術が進化してパラメータを適切に分析してインデックスすべきURL、すべきでないURLが判断できるようになったため
Dynamic URLs vs. static URLs [Google Webmaster Central Blog]
と、引用できるも、 あれだけの技術力を誇るGoogleが何故今迄当該程度の処理を放置していたのかと思われ、 理由の判然すれば其れは其れでアーティクルを一つ立てたい話柄ですが、 氏の
技術的に進化したのも事実なのでしょうが、最近のウェブ環境にGoogleが検索技術を適応させたという見方もできます。
と云う 土地持ちの頑固爺が住家の隣の空き地で遊ぶ子供達をいくら叱っても、 縁側に飛び込む野球のボールに辟易し遂に塀の上に網を設えた と云った感が窺える意見の方が余程肯んぜられる処です。

此れ等内容を受けた氏の纏めは
個人的には、Googleは言ってることとやってることが違うことが多いので、静的URLにするのが一番安全だと思います。
と、少し許りきつめのアイロニーが利いていて笑みの零れるを禁じ得ませんが、
従来の考え方なら「静的URLは強い推奨事項」だったのですが、今後はパラメータが構造化されていれば「動的URLでも問題ない」
とあるを見れば、当件に於けば最低限、 動的URL出力の際はパラメータを構造化すること と云う要件に気を付けたいと云えるのではないかと思います。

1件のコメント

  1. URL正規化タグcanonical属性

    ことは重大なりとして、前後篇に分け、詳しく説明さるが、Web担当者Forumに於けるrandfish氏の記事の邦訳、link rel="canonical"によるURL正規化タグ——SEOにとって非常に重要な進歩(前編)(2009年3月5日)link rel="canonical"によるURL正規化タグ——SE

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