アクセス解析の危機

Ajaxの齎す利便性は最早夙に知られる処にて、 其の嚆矢は正しくGoogle提供のグーグルマップでありましたが、 其の Ajax ご本家とも云うべきGoogleを発信元としたGoogleが本陣なる検索エンジンについて、 一寸した衝撃が各方面を襲っている様です。

Web担当者Forumに寄せられたるは2009年2月3日の rebecca氏に依る記事の邦訳たる グーグルのAjax移行でアクセス解析ツールが使えなくなる?! にて、先ずご一読為されれば、 此の道に努めたる方には自明の理、 少々背中を薄ら寒くさせるものかも知れません。
スポンサーリンク
Googleが検索エンジンにAjax技術を用いることに因り、 どの様な状態を呈するかを拙く解せば、記事中 Brian Clark氏のTwitterの言にある如く
I got 75 visitors from Google.com today.
Not Google search, the actual Google home page.
That can´t be right.
なんとなれば、home pageは此方で云うトップページのことですから、 グーグルからの本日の訪問者は総てグーグルのトップページから遣って来たことになるのが、 正しくAjaxマジック、 平たく云えば、画面遷移せぬ儘、ページを書き換える技術なれば、 グーグルトップページの検索窓に入力し、送信の後の検索結果は、 グーグルトップページの画面のみ書き換えられたに表示され、 URLは其の儘であると云う事に起因します。

此れが現実となればアクセス解析を利用する人間は大打撃を被ることは間違いなく、 サイト改善に対する大きな縁が失われ、 延てはWeb全体に大きな影響が及ぶものと推測されます。

技術的には不可能で無い処が、容易な部類に属すると思われれば、 移行は何時実施されても不思議は無く、 後は検索エンジン側の経営判断の問題になるのだと思います。 此れについては当ブログに於いては2009年2月7日のアーティクル Google Analytics トリビア に引用した如くGoogle Analyticsが何故無料で提供されるのか、 と云う問い掛けに対して、
公式:アクセス解析が進めば、よいサイトが増え、検索の品質が結果的によくなるから
なる公式見解が得られ、Web担当者Forumの態々注釈すに
この記事の編集時点では、日本語版でも英語版でも、この記事で述べられているようなハッシュマークのURLや、ハッシュマーク付きのURLを入力すると通常のURLに変換される動作は確認できていない。
とあることからも、 今の処、当該方向に進むことなきものと楽観視しております。
但しグーグルが検索シェアを独占すれば、 Google Analyticsが有料となりて、扠これを使用せざるを得ない場面も考えられ、 其の風通しの良く好意に満ちた企業風土も近年、 古き良き一般企業の体質に近づいている、近付けているとも聞けば、 屡、当ブログアーティクルにも記述さる、 此処までグーグルにデータを託してしまうのも如何かと申す躊躇いも予兆たる、 なかなかに悩ましき問題かとも思います。
スポンサーリンク

「アクセス解析の危機」への1件のフィードバック

  1. 検索リファラに異変あり

    Googleの検索エンジンに関する新施策なれば、此れ又物議を醸すかに思われるが、検索リファラのURL構造を変更するとの旨、2009年4月14日に発表されたとのこと、SEMリサーチの2009年4月19日の記事Google、検索リファラを変更、検索ランキングデータが取得可能にに言及されてい

コメントは受け付けていません。