LoiLoScopeβ版未登場

3月21日投稿記事のLoiLoScopeが、 「かながわビジネスオーディション2007」u-K協賞を受賞していました。
u-Kanagawa推進協議会のサイトで詳細を見られます。
その記事中に
“LoiLoScope”がいかに既存のソフトと違い、使い易いかを分かってもらうために、“LoiLoScope”をWebから無料提供する予定です(平成20年3月ベータ版公開予定)。個人、法人、学校、公的機関などでの映像編集作業に是非お使い下さい。
という件がありますが残念乍、3月23日現在、 LoiLoScopeサイトでは 未だ公開はされていないようです。
然し乍、期待に胸膨らます記事に相違ありません。
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未踏シリコンバレーツアー2008

先日投稿した 未踏 in GoogleTechTalks では、youTubeを見ているだけで楽屋裏は何もわからなかったのですが、 その時のプロジェクトの立ち上げ時から、立ち寄ったシリコンバレーの企業、人、 アップルやグーグルで摂った食事に至るまで、詳細が古川享さんのブログに載っていました。
以前小田嶋隆さんの著書で拝見したアカウントを著者に渡す時の様子抔、 其の様な感じは全く受けなかった古川さんの、 此処では鬼コーチ振りが大変怖いのですが、又更に恐ろしきは
村上社長の第一声は、「それで、現在の資本構成はどうなっているの?」次のコメントは「本社で拉致されないように気をつけなさいね」とのこと...それは「君のプロダクツは素晴らしいねぇ、個人としても会社としても君の所に出資するに価値のあるプロジェクトだねぇ、ところでグーグル本社に就職するつもりはないの」ということを意味する表現なのでしょうが.....村上社長ってば、顔は笑っているのに眼はマジでちょっと怖いで すよぉーっ....私はすかさず、「若い会社ですからこれから皆で育てていきましょうね、最初からいきなりパクンっ、てのはやめてくださいねぇ」とは言ったものの...
…流石、生き馬の目を抜くIT業界です。
またyouTubeではわかりませんでしたけど、
プレゼンをしている最中に、私の後列で座って聞いていたグーグラーの一人が「Cool!!」、「かっこいい、凄いっ」って言っているのを聞いて、
なんてこともあったと聞いては古川さんならずとも快哉を叫ばずにはいられません。

またITジャーナリストの林信行さんの同行記事からも様々窺い知れるのでまとめて記させていただきます。
林信行さんのブログnobilog2 Ascii JPトレンドでの記事
未踏スーパークリエーターの説明はこちらがわかりやすいようです。
きっと孰れ、彼らが本邦IT業界を背負っていくことになるのでしょう。
其の意味ではIT業界を背負ってきた先輩の古川さんが厳しく接するのも、 ご本人は何度も記事で自戒されていますけれど、致仕方ないことなのでしょう。

LoiLoScope

昨日投稿したアーティクルのヨウツベ動画で デモンストレーションが衝撃的でどうしても気になったものですから 具具って見た処、株式会社LoiLoの杉山さん、ご本人が 日本語でデモンストレーションをしてくれています。

Video: Non Rendering Movie Edit Software *LoiLoScope*with logo

株式会社LoiLoによる元ページは此方です。
新開発のレンダリングエンジンが肝で、 ほぼリアルタイムに編集動画を描き出すので ストレス無く動画編集が気軽に出来るというのが売りのようですが、 ユーザーインターフェースも秀逸、実にクールだと思います。
Google Tech TalksではLoiloScope自体でプレゼンを行っていましたけれど、 パワーポイントを使用するより遥かにインパクトがありました。

未だ値段も発売時期も決まってはいないようですし、 具具れば1000件を僅か80件越えるだけの検索結果ですけれど、 孰れ、「adobe premiere」の検索結果779万件を超えるまでに 成長して欲しいと思いますし、きっと可能だと思います。
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未踏 in GoogleTechTalks

先日のRuby作者まつもとさんの英語講演と同じくGoogle Teck Talksでの日本人による講演の模様がヨウツベで公開されていました。
未踏SuperCreatersメンバーの皆さんによるもので、 2008年3月13日の日付ですからつい此間の講演連の様です。
此方も合わせて50分程の尺ですので、時間に余裕のある時でないと見られません。

未踏ソフトウェア創造事業の一環であるようですので IT系の方にはお馴染みのIPAのロゴも見えます。
未踏プロジェクトで開発された、 Saitou氏によるUbiquitous Network Brouser(UNB)、 Kameda氏によるAlt Paper、 Sugiyama氏によるLoiLoScope、 Ozono氏によるWisdom Webについての講演です。
どれを取っても興味深いソフトウェアですけれども、 就中YouTube上で展開されるLoiLoScopeのデモンストレーションは印象に残ります。

基本的にGoogle Tech Talksとは社員向けの技術講演会らしいのですが、 (Google Japan Blog: Human Computation - Google Tech Talk 紹介シリーズ ( 1 )) この様にYouTubeで公開してくれるものもあります。
ソニー創業者のひとり、盛田昭夫氏は日本人独特のイントネーションにも関わらず、 英語講演でスタンディングオベーションを浴びたかに聞き及びますが、 今もその血流が脈々と受け継がれるかに感じられるが如く、 世界最先端と目されるGoogleに招かれ、 技術的講演をされる日本人の活躍には見ているだけで胸躍らされます。

Google Teck Talksではまだ外にも様々な講演が公開されていて為になります。
社内向けでMCのたどたどしい素人っ振りも返って好印象を感じます。
外部の優れた技術者を招き教えを乞う姿勢がGoogleの強さの源泉のひとつなのかもしれません。
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Googleの職場環境

昔、まだITという言葉もなかった頃、IT企業と云えば
その代表格としては先ずIBMが挙げられ、
そしてシリコンバレーが形成される嚆矢となるHP、
ベーシックから起業したMSが其れ迄の業界リーダーと
OSについて交渉決裂後、瞬く間に業界を席巻し、
更にインターネットが喧しくなり始めればYahooが登場、
その検索エンジンを請け負う蜜月時代が終焉すると共に
Googleが今や先頭を走っているとするのは
衆目の一致する処ではないでしょうか。

常々タイトルに偽り無しとそのネタの豊富さに感心し乍、
参照させていただいているホームページのネタ帳さんで
そのGoogleの職場風景の動画が紹介されていました。
また同紹介動画へのリンクも下記にはっておきます。
BBC NEWS | Google your way to a wacky office

まるでオモチャ箱の様な職場で、楽しそうです。
食堂は去年ニュースになった楽天タワーの食堂にも、
楽天社長自身の言及もあり、影響を与えていると思います。

好環境は優秀な技術者の応募を引きも切らざせしめ、
更なる好業績へと好循環を産むのでしょう。

リスティング広告という鉱脈を発見し、
太平洋間にケーブル埋設をしたり、エコ発電に投資したりする様な、
株主の要請にも使い切れない潤沢な資金の中において
微々たるポートフォリオに過ぎないのでしょうけれども、
最適化されたこの投資は実に費用対効果が高いのではないでしょうか。
経済的に直接効果を生じないにしても
ブランド効果だけでもそのように思います。
Googleがクールであると云うイメージは可也高く、
未だMSの様に一部大きな反発を受けている場面は見受けられません。

惜しむらくは職場風景だけですので、勿論、無理は承知の上で、
職場メソッドや、会議風景、経営意思決定など公開して貰えれば…
オープンなイメージの先行するGoogleですけれど、
以前NHKのテレビ取材を受けたのは、
日本で検索シェアの上がらない対策で、
普段は滅多に社内の公開はしないと仄聞しました。
企業戦略ですから詳細は定かではありませんが、
イメージ戦略、ブランド戦略が功を奏しているのは間違いありません。
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