先日のRuby作者まつもとさんの英語講演と同じくGoogle Teck Talksでの日本人による講演の模様がヨウツベで公開されていました。
未踏SuperCreatersメンバーの皆さんによるもので、
2008年3月13日の日付ですからつい此間の講演連の様です。
此方も合わせて50分程の尺ですので、時間に余裕のある時でないと見られません。
未踏ソフトウェア創造事業の一環であるようですので
IT系の方にはお馴染みのIPAのロゴも見えます。
未踏プロジェクトで開発された、
Saitou氏によるUbiquitous Network Brouser(UNB)、
Kameda氏によるAlt Paper、
Sugiyama氏によるLoiLoScope、
Ozono氏によるWisdom Webについての講演です。
どれを取っても興味深いソフトウェアですけれども、
就中YouTube上で展開されるLoiLoScopeのデモンストレーションは印象に残ります。
基本的にGoogle Tech Talksとは社員向けの技術講演会らしいのですが、
(Google Japan Blog: Human Computation - Google Tech Talk 紹介シリーズ ( 1 ))
この様にYouTubeで公開してくれるものもあります。
ソニー創業者のひとり、盛田昭夫氏は日本人独特のイントネーションにも関わらず、
英語講演でスタンディングオベーションを浴びたかに聞き及びますが、
今もその血流が脈々と受け継がれるかに感じられるが如く、
世界最先端と目されるGoogleに招かれ、
技術的講演をされる日本人の活躍には見ているだけで胸躍らされます。
Google Teck Talksではまだ外にも様々な講演が公開されていて為になります。
社内向けでMCのたどたどしい素人っ振りも返って好印象を感じます。
外部の優れた技術者を招き教えを乞う姿勢がGoogleの強さの源泉のひとつなのかもしれません。