AsteriskはオープンソースのPBXなのである。これまでPBXは知っているが、Asteriskというものの存在を知らなかった人にはちょっと衝撃的かもしれないが、オープンソース化されたPBXが存在し、それがAsteriskなのである。此処で門外漢にはPBXとて縁遠いですから「PBXとは」で具々ってみれば
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親子機能を持つコードレス電話はある種のPBXであるため、PBXをわざわざ導入する必要もなかったのである。が理解を助けてもくれるでしょう、 そのPBXがオープンソース化されたとすれば、 個人的に電話交換機の入手、個人的運用の敷居が低くなることを意味することにになります。
同記事の引用を繰り返せば
PBXといえばプロプライエタリなものしか無いのが当たり前だったが、業界初のオープンソースPBX、Asteriskの登場により今後はオープンソースでPBXというのも当たり前の時代となるかもしれないというほど、影響力のあるソフトウエアがこのAsteriskなのである。とあり、OSの世界で云えばプロプライエタリなWindowsしかなかった処へ颯爽と登場したLinuxといった感じでしょうか、 此処でも当ブログで屡言及している企業側の論理が通用し辛くなっている現状が伺える様に思います。
時を経て2008年3月18日は第30回の ライン・キー問題が解決する!? では本邦お馴染みの電話機能とAsteriskの関係及び
今やオープンソース・ソフトウエアは,様々な側面で基幹業務やWebサービスに使われており,すでに無視できないどころか必須となっている感がある。Asteriskもいずれ日本国内でも無視できない勢力の一つになるだろう。と本邦のメーカーに警鐘を鳴らす提起もあり興味深く、 更に2008年4月25日の第31回 あらためて解説,Asteriskとは何か? ではAsteriskの現状での位置付けを解説された上で、 本邦固有の問題、音声プラットフォームとしての可能性を述べられており、 WEB技術者は勿論、IT関係者にも看過出来ない情報を提供されています。
氏に警鐘を鳴らされるは本邦メーカーのみにあらずして、 此れは個人的にもオープンソース化についてプロプラエタリな世界から甘んじて身を転ぜよとも受け取られ、 其の為の努力を惜しまぬ様、自らを戒めたいと感じています。