2010年11月30日の本ブログ記事 Google Apps の名称変更 にある様に、Google Appsには四種類有り、 中にも無料版を本ブログでは 無印 と称しています。 当然乍、無料版と有料版に機能の優劣の存ずるのは世の常でして、 これがインターネットに於ける兌換性を担保するものとして現在主流ともなっている手法です。
さてでは Google Appsに於いては何処にその優劣があるのでしょうか? 今回その一つとして取り上げるのが Googleグループ 機能です。 Googleグループ、 とはオンライン上での情報共有を提供する Google社のサービスで、 メーリングリストに幾つかの便利な付加機能を持たせたものです。 組織に於いてもれなく構成メンバーと連絡を取るためのメーリングリストの便利さは謂う迄もないでしょう。 本ブログ運営者も公開メーリングリストのアーカイブ(蓄積情報)に助けられること屡です。 この Googleグループ機能が Google Appsに拠り設定したドメイン内で利用出来るとなれば かなり便利なことは想像だに難くありませんが、此処に無料版と有料版の差異が設けられていました。
GoogleグループはGoogleアカウントに対し有効となる機能の一つですが、 此れがGoogle Apps内での呼称は ユーザーが管理するグループ サービス と見てほぼ間違いないかと思います。 (確証は現在ありませんので、ご指摘あれば宜しくお願いします。) この機能は現在、有料版系統にしか用意されていません。
無印を利用される方には残念な結果ですが、 グループの基本としての 同報メール は確り提供されています、 となればこれを利用した情報共有が無印でも可能となり、 実はそのことは Google社でも公式に説明 されています。 以下にその部分を引用して見ましょう。
ページ機能とファイル機能はなし: ユーザーが管理するグループ サービスには、無料バージョンの Google グループに含まれるページ機能とファイル機能はありません。代わりに、Google サイトを使用してウェブページの作成やファイルのホスティングを行うことができます。
グループとGoogleサイトの連携、これが最適解となります。 無印ご利用の方はこの手法で便利に情報共有が可能となるでしょう。