少し前まではコンピュータを使った音楽などチープなものでした。 シンセサイザーなどは個人で所有することは適わぬ値段で、 コンピュータ音楽と言えばファミコンから聞こえてくる 電子音とそれほど変らぬものでした。 大ヒットゲーム ドラゴンクエスト など初期のファミコン時代には作曲家のすぎやまこういち氏を始め 皆さん相当苦労をされたエピソードなども漏れ聞きます。 しかし今、コンピュータを使った音楽は 作る側に取っても、聴く側に取っても 余りに普通のものとなりました。 本ブログにも2011年8月28日 ハイレゾ音源をダウンロードしてiPadで楽しむ を記事にしましたようにそれは単なるCD並みの音楽を聴くに留まりません。 コンピュータの汎用性を利用した、ならではの聴き方が普及し始めています。 コンピュータを使った音楽を聴く装置及び行為は今や PCオーディオ と呼び習わされています。
そのような世の動静を考慮したかせずか、 三社から三誌のPCオーディオ雑誌が競う様に発刊され 2011年現在の書店の書棚に競い合っています。
先ずは一番の古株が第1巻が2009年6月19日発売のその名もズバリ PCオーディオfan です。 共同通信社 から出版されており、 最新号は2011年5月7日発刊の第4巻 PCオーディオfan 4 (MOOK21) になります。
次は第1巻が2010年10月25日に発刊された Net Audio です。 音元出版 から出版されており、 最新号は2011年8月1日発刊の第3巻 Net Audio Vol.3オーディオアクセサリー増刊 2011年 09月号 [雑誌] になります。
最後は第1巻が Net Audio に遅れること僅か二日の 2010年10月27日に発刊された Digi Fi です。 株式会社ステレオサウンド から出版されており、 最新号は2011年8月29日の第3巻 Digi Fi No.3(別冊ステレオサウンド) になります。
PCオーディオfanは最新号から少し期間が空いていますが、 2011年8月6日には はじめてのPCオ-ディオ (MOOK21) を発刊しています。 これなどは初心者向けに敷居を下げる狙いがあるのではないでしょうか? 慣例に従えばマニア向けに傾き易くなり勝ちなオーディオ関連誌としては 面白い試みと言えると思います。少し前は男の子は一寸色気づくと大抵オーディオに興味を持ったものでした。 本ブログ運営者などでさえ 長岡鉄男 先生の本を読んだ覚えがあります。 結局当時はマニアの領域に足を踏み入れずこともならず、 有り勝ちな半端オーディオファンとして閲してしまいましたが、 此れ等熱い雑誌群を見るにつけ、 もう一度半端PCオーディオファンになるのも悪くはないなと考えている次第です。
Net Audio vol.03 2011 AUTUMN を買ってみた
コンピュータを利用して音楽を楽しむPCオーディオの世界が広がっています。それを反映するかのように本ブログ2011年9月3日の記事PCオーディオ雑誌が熱い!に書きましたようにPCオーディオを専門に扱ったムックが勢揃い、堪らなくなって取敢えず目に付いた音元出版から2011年8
DigiFi No.03 2011 AUTUMN を買ってみて驚いた
大きな広がりを見せつつあるコンピュータを利用して音楽を楽しむPCオーディオの世界、本ブログの2011年9月3日の記事PCオーディオ雑誌が熱い!でもPCオーディオを専門に扱ったムックが勢揃い、その中の一冊音元出版から2011年8月1日に発刊されているNet Audio Vol.3オーディオ