はてなからのメールマガジンにも連絡があり、 また同時に2011年12月1日のプレスリリース はてなブックマーク、ユーザーページを大幅リニューアル。12月2日(金)からベータテストへの参加者を1000人追加募集 も配信されたことでインプレスInternet Watchの記事 はてなブックマークが刷新、ベータテスト参加者を先着1000人募集 のようにネット上に情報が出回ったのが 招待制でしか利用法のなかったはてなブックマークの 新ユーザーページベータ版の僅か1,000人限定付きにしろ一般への開放です。
当日は用事から夜も遅くなり諦めていたのですが、 当日22時頃にアクセスしても未だ招待枠が残っていたのは どうやら参加登録システムにトラブルがあったためのようです。 それで5時間と言う長時間を経ても下の図のように残り 295人 という表示になって受付可能の状態になっていたのでしょう。
これ幸いと、喜び勇んで早速利用してみることにしました。 なお、この際はてなアカウントが必要で、以下はログインしての作業になります。 上の図の ベータテストに参加する ボタンをクリックすると…
下の図の様な 新ユーザーページのベータテストについて Step.1 という画面に遷移しました。 此処で設定を促されるのが TwitterとFacebookの連携設定です。 後に再度記しますがこれが新機能と深い関係を持っているからです。 手元のアカウントでは既に従来の環境でTwitterとFacebookの連携設定は済ませて、 はてブ登録の度に両アカウントにコメント及びリンクを流すようにしています。 此処では何も変更せずに進めて問題なく設定が引き継がれました。 他にはベータテストである注意事項が示されます。
次に 新ユーザーページのベータテストについて Step.2 に遷移します。 ここではインタレストワードの設定を行います。 従来のはてブではタグワードに相当するものでしょう。 これも新ユーザーページ新機能と直接結びつく設定になります。
最後に 新ユーザーページのベータテストについて Step.2 で マイホットエントリー のメール受信を設定します。 これこそStep.1でTwitterとFacebookの連携を設定した目的であり、 両アカウントのソーシャルストリームから紹介リンクを拾って はてブ新ユーザーページに新しくストリームとして再構築してくれるものです。 そしてもうひとつが インタレスト 機能の説明で、インタレストワードに設定したキーワードに関連性の深い Webサイトリンクを纏めて表示してくれるものです。
右が設定の完了して表示されるはてなブックマーク新ユーザーページで、 マイホットエントリー が縦に時系列にストリームを形成しているのが見て取れます。 冗長に成り勝ちなTwitterのTLとFacebookのウォールに辟易していて 有効な情報を効率的に得たい時には先ず此処を参照すれば良いので便利になりますね。
右図の最下部にははてブ新ユーザーページのメニューを示しています。 IDやお気に入り、お気に入られ、の下方に機能が
- マイホットエントリー
- インタレスト
- ブックマーク
- お気に入り
以上、マイホットエントリーは今回のリニューアルの肝の一つとなる機能ですので、 孰れ全アカウントが新ユーザーページに移行することになるでしょうから、 はてブ愛好者はTwitterとFacebookの連携を事前に設定しておくと手間が掛からなくて好いかも知れません。
因みにインターフェースが切り替わった当所、 従来便利だった自分のブログがどれだけはてブされているか調べるための URL絞込み リンクが何処に行ったか分からなくなってしまっていましたが、 メニューのID下のお気に入り、若しくはお気に入られ、 または上に記したメニューの3番目のお気に入り(ストリーム)の 右カラムに表示される お気に入りの編集・削除 リンクをクリックすることで以前と同じリンクが右上IDブロックの一番上に表示されています。
元株式会社はてなCTOで現在(2011年12月)はグリー株式会社に所属する 伊藤直也 氏のブログ naoyaの日記の記事 2011年11月22日:■ には外部から見たはてブ新ユーザーページの批評が掲載されています。 先ず述べられる使い易くモダンなインターフェースに改善されたことを評価されているのは全く同意です。 其の後は主にマイホットエントリーについてソーシャル上の関連性を主眼に置いて論考されており、 考えさせられるものになっていると思います。 技術屋がアルゴリズムを使ってみたいからそうしましたというのを抜け出せてない とは少々きつ目の物言いですが、更に改善を図るにはアルゴリズムの向上を挙げているのが面白い処です。 フィードの流れがないとされたこの記事は一旬程以前のもので 少しはベータテストらしく改善されているのかも知れません。 但し、本ブログ運営者手元の環境でも確かに切り替え以降 マイホットエントリーのフィードは流れておらずベータテストの面目躍如を図られたく思っています。