株式会社エバーグリーン が同社の通販専門の直販部門 上海問屋 から、気に入った印刷物を手軽にスキャン出来る USB接続のポータブル・ミニ・スキャナ モバイル ハンディ 上海問屋 DN-MS801 を発売しました。 上記、通販サイトには商品の詳細や使用法も掲載されています。 製品仕様は…
対応OS | WindowsXP SP2以降 |
---|---|
スキャナ本体サイズ | 91mm×27.5mm×20mm (L×H×W) |
スキャナ本体重量 | 41.5g |
USBケーブル長 | 114cm |
取り込み解像度 | 300dpi |
最大スキャンスピード | 1.6 ~ 2 Seconds |
取り込み可能サイズ | 54mm(幅) × 120mm(長さ) |
保存形式 | JPEG |
付属品 | ソフトウェアCD、英語マニュアル |
製品保証 | お買い上げ後 6か月間 (※保証期間が過ぎた場合でもご対応いたします。 同梱用紙をご確認下さい。) |
となっており、 何と言っても矢張りその特徴は スキャナ本体サイズ にあります。 数字で見ると分かり辛いですが、 右の写真をご覧いただけば一目瞭然でしょう。
使い方の項目のソフトウェア上では Scan and OCR 項目が扱われています。 通販サイトに明記はされているのは、 手軽にスキャンして最大54mm×120mmのサイズまでの jpg形式の画像でパソコンに保存する事ができる、 とありますので 文字の読み取りは期待出来ないと思われます。 OCR(オーシーアール:Optical Character Reader)については本ブログ2011年9月23日の Evernote越え日本製クラウドノートKYBER(カイバー) で紹介した KYBER では専用のノートが必要ですので除外されますが、 同時に言及した元祖クラウドノートの Evernote や それに準じるソフトウェアを使う必要が生じるかも知れません。 だとすれば名刺を扱う際には特に残念ですが、 ソフトウェアはオマケ的な位置付けなのかも知れませんね。
また製品仕様に詳細がないので分かりませんが、 給電方式が気になります。 写真等を見ると USB接続したパソコンから給電される USBバスパワー方式だとは思われますが、判然しません。
少々見ただけでもこの二点の問題が出ますので、 上海問屋 サイトはネットショップとしてコンテンツ作成に、 もう少し気を使うべきでしょうね。
ともあれ、サイズも値段も手頃とあって、 大型のスキャナーを使う迄もない場合や、 ビジネスマンが出先で使うには好適な製品だと思います。 帯に短し、襷に長し、と言うスキャナが多く見られる中で、 こんな割り切った商品の登場は歓迎したいものです。