独自ドメイン Google Apps の利用法

企業内インフラを設置するにはサーバーの用意から ソフトのインストール及び其れ等のメンテナンス抔、 なかなかに手間の掛るものですが、 昨年より話題の Google Apps を利用することで、此れ等の悩ましい部分が解決される様に思います。

扠、此れを利用するにあたっては矢張り独自ドメインにて利用したい処なれば、 実際に管理下にある未使用のドメイン usainu.org を利用するに詳しく説明が網羅される Google Apps ヘルプ > 管理の基本事項 を参考に、実際に試用して見た上の当アーティクルとなります。
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独自ドメインでGoogle Appsを活用するには ドメインが自らの管理下にあることを証明する必要があります。 これには登録したドメインにてGoogle指定のファイル操作を実行出来れば云い訳で、 更に云えばDNSレコードを書き換えることが可能であれば良く、 此のウィザード上で表示される文字列を管理下ドメインのCNAMEレコードに書き加えます。 文字列を得るウィザードにはログインしてダッシュボードを開くと上部横並びのメニューの直下に Google Apps サービスを有効にするには、ドメイン your-site.com の所有権を確認していただく必要があります。 [ドメインの所有権を確認] [スタート ガイド] と表示されますから、この [ドメインの所有権を確認] リンクをクリックしてアクセスします。
Google指定の操作をドメインホストにて完了した後、Googleでの画面に戻り、 下方の「確認」ボタンをクリックして実行すれば、 Googleが確認を自動実行してくれますので後は寝て待つだけです。 DNSの設定後、インターネット上に設定が反映されるにはどうしても時間が掛りますので、 此処は慌てず騒がず、泰然自若たる態度で臨みましょう、 とは云ってもGoogleの確認は余裕を見込んでか、 大抵は其の表示される48時間もは掛らず、半日以内にはアクティブと認証される様です。 実際、使用してみた処、1~2時間で使用可能になりました。

管理ドメインでWebサイトを運営したことが無い生ドメインでは、 どうしてもDNSレコードを調整する必要があるので多少敷居が高いのですが、 ドメイン ホスト別の手順 では有名処のドメイン管理企業の設定方法が各自説明されていますので、 該当する方には有効なヘルプとなるかと思います。
但し敷居高しと云えども、此のDNSレコードの追加、修正等は以降、 Webからのアクセスを受理するドメイン運営、 例えばメール使用の際のアクセス先や、 Google App Engineの利用時のアクセス先、 抔に於いて頻繁に使用することになる為、 此の際此処で利用法を理解しておくは、 使い込むだに其の有用性が認識されれば粗必須かと考えます。

上に記した通り、 Google Apps を利用開始し管理ページのダッシュボードを見れば、 メニューには当初予想のメールやドキュメント、サイトに紛れて、 Google App Engine のアイコンが発見され、どうやら簡単に自己管理下のWebアプリを、 当該ドメイン、此処では usainu.org になりますが、此れを利用して公開が可能になる様、 Google側でマッピングしてくれるようです。 アイコンをクリックして遷移するページの指示に従い、 又ぞろドメインホストでの作業となりますが、 得られた文字列を値とし、此処ではホスト名を blog としてのCNAMEレコードを追加、 当ブログは2009年3月6日のアーティクル GAE出張版ブログ/Potlatch Blog にて公開した Google App Engine を利用したブログにて、其の際のURLは http:⁄⁄tsukamotch-potlatchblog.appspot.com⁄ でしたが http:⁄⁄blog.usainu.org⁄ と云う極めて短く分かり易いホスト名、とは云い過ぎですが、 お好みのホスト名を用いたURLでのアクセスが瞬く間に可能となりました。

企業インフラたるグループウェアと云えば、先ずはメール管理ツールとして取り上げられ、 次いでスケジューラ、此処ではGoogleカレンダーが相当しますが、 此のサービスにはGoogleSitesも付随した上には、 当ブログは2009年03月25日のアーティクル GoogleSitesのホームページ以外の可能性 でも扱った如くプロジェクト管理にも応用の利き、 又、自作のWebアプリケーションも Google App Engine を利用して可能となれば、 先行のグループウェアを提供の企業には涙の浮かぶ担当も居られるかの悲しきを拝察せしめられる様な強力なサービス足り得ると考えます。