CSKサービスウェアが自社ノウハウ活用のeラーニング提供開始

CSK社ニュースリリース添付参考画像 つい先頃2011年10月1日に 住商情報システム株式会社と株式会社CSKが合併し誕生したITサービス企業 SCSK株式会社 が100%株式を所有する傘下企業 株式会社CSKサービスウェア が企業内教育及び研修に於いて有効性を高め効率化を向上させる為の 新eラーニングシステムの提供を開始しました。 同社からニュースリリースとしてPDFファイル 電話・文書対応をeラーニングで学ぶ「CATEGORIAS カテゴリアスTM」の提供を開始 が配信されています。 また同ニュースリリースはHTML化されて日経Webサイト上、以下 CSKサービスウェア、「伝わる文書の書き方」などを追加したeラーニングサービスを提供 で閲覧が可能です。

eラーニング とは…

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IT機器を利用して教育、研修を実施する仕組みを言います。 パソコンやネットワークを使うことで、 時間的、場所的な制約を受けずに実施することが可能になります。 近頃ではネット上での動画配信も当たり前になりましたから、 eラーニングの取り込むことも普通となり益々効果を上げ易くなっています。 またデータベースとシームレスに連携することで 実施状況や受講状況などの管理は勿論、 受講生一人一人の教育、研修効果を更に高めるために 受講結果を分析しフィードバックを施せることも強みと言えるでしょう。 更にはこれを人事考課の材料に供することも賛否両論有りますが可能です。

同社新eラーニングサービス提供の背景としては 人的リソースのボトムアップ及びその為の費用削減が挙げられているようです。 本ブログ運営者もeラーニングシステムの設計、構築、運用の経験が有りますが、 スキルアップは勿論のこと、社内共通認識の醸成にもeラーニングは有用です。

新サービスの内容としては情報伝達のドキュメント作成能力の向上を謳っており、 当該コンテンツの作成にはアウトソーシングを主業務とする当該社の ノウハウ蓄積が与って力が有ったようです。 新オプションとしてはオーダーメイドテスト作成が書かれていますが、 これはeラーニングシステムには有って当然のコンテンツですし 取り立てて主張することでもなく先ずは必要条件を今回満たしたと言った感じでしょうか。

利用料金は初期費用なしで1コンテンツあたり1,800円から、 一人のユーザが一月利用するのに3,000円とされています。 詰まりパラメータとして契約月数とアカウント数の二つがあり、 そのパラメータに依っては最大で67%の割引が可能となるようです。 またオーダーメイドテスト作成オプションについては別途費用が発生します。 このオーダーメイドテスト作成オプションではユーザ企業としても 担当者が必要となるように思います。 先ずは確実にお任せとするよりも有能な担当者が用意出来れば 自社に特化した内容で効果は可也高まるものと経験上思います。

今回のeラーニングはターゲット顧客としての企業規模が明記されませんが 内容、費用などから有る程度の規模を有した企業向けかと思われます。 比較的規模の小さな企業や個人事業には適さないかも知れませんが、 若し所属組織が後者の場合にもeラーニングは ITを利用した企業競争力を高めるには有効な手法として記憶に留めてべきでしょう。