2013年の商用化を目指すWiMAX2

日差しの中のWiMAX端末WM3500Rと洋書読書 WiMAXは漸次弱点の接続状況も改善され、 通話と言う他モバイルデータ通信提供各社とは異なるサービス内容から 大容量、高速な上に廉価であることから 次第に普及が進み、本ブログ運営者もノマドワーキングに愛用し ブログ記事にもすることが多くあります。 頃日は更に発展版 WiMAX2 の話題も散見されるようになる中 ITmedia+Dに WiMAX 提供のUQコミュニケーションズの代表取締役社長、 野坂章雄氏のインタビューが掲載されていました。 2011年8月2日の記事 “実測100Mbps以上”で世界観が変わる――UQ野坂社長に聞く「WiMAX 2」の展望 がそれです。

スポンサーリンク

インタビューによれば普及のなってきた WiMAX はついに100万契約を突破し、 何と最近では一般の女性誌でも扱われているそうです。 しかし一般に普及するにはそれなりに苦労もあり、 CM展開しながら、基地局も順次増加させる予定なのは、 他サービスとそんなに違いはありません。 インタビューに特徴的なのは矢張り時期規格 WiMAX2 についてであり、 中にも提供企業代表の発言として以下2点に注目したいと思います。

  1. (通信制限をすると)速くて安くて便利だというWiMAXの利点を損なってしまうので、(制限なしは)ある種のポリシーにしたい
  2. 「公称何Mbps」では意味がない、WiMAX 2は実測で100Mbps以上出るのがポイント
いずれもユーザーの利便性を考えた上でのポリシーであり、 他キャリア系のモバイル環境提供企業の姿勢との比較も合わせて重く見たいと思います。

インタビュー中には先の大震災に於ける基地局装置について言及されていますが、 災害時のモバイル環境の継続性は今回実に重要な事項として認識されました。 ここに証明された装置の耐久性、耐震性も WiMAX という規格を応援すべき 理由の一つにもなろうかと思います。

以上、期待を大きく持てる新規格 WiMAX2ですが、 20MHzという現在の40MHzとは異なる帯域幅を用いるため 総務省の審議待ちという話があり、 認可が下りるのか、はたまた他モバイルブロードバンド提供各社との 政治的抗争の末、却下されてしまうのか気になるところです。 末尾にはこの許認可を得るべく後押しのためにも応援が欲しいとのこと、 ここにWiMAX2を応援したく、また総務省には政争とは関わりなく 本邦発展の意味も考えた上で是非正当な判断を以って処していただきたいと思います。

5件のコメント

  1. WM3500Rに限定カラーPostPetモモピンク

    いよいよ普及期を迎えて女性にも受け入れられるような施策を実践していく、と代表自らインタビューに答えていたのが本ブログの2011年8月6日記事2013年の商用化を目指すWiMAX2でもご紹介したUQコミュニケーションズ社ですが、その言葉に偽りは無いようです。そんな女性をター

  2. auの300万パケット制限とWiMAXのポリシー

    各IT系ニュースサイトが以下伝えるところによるとKDDI、10月よりauスマートフォンのデータ通信速度制御を実施:マイコミジャーナル:2011年8月15日KDDI、auスマートフォン向けの通信速度制御を10月1日に開始:ITmedia+Dmobile:2011年8月15日au、スマホユーザーも3日間で約36

  3. 88mobile価格祭り―WiMAX様々な料金プラン

    株式会社ジュネットの運営する88mobile WiMAXの安値がネット上で話題になっているようです。しかも利用端末が本ブログ運営者も愛用するNEC Aterm WM3500Rがトップ人気とあることもあって、WiMAX 既存ユーザーとしては気になります。そこで自分の契約プランである「BIGLOBE Wi

  4. WiMAX次候補~au Wi-Fi WALKER DATA08Wは3G付き

    そろそろ街にはクリスマスソングの流れる季節となりました。現在モバイル接続環境は主にWiMAXを利用しておりその契約は本ブログ2011年5月26日の記事Aterm WM3500R無料キャンペーンの特典違いにあるように「BIGLOBE WiMAX」 Flat 年間パスポート(価格.com経由)です。これは

  5. ドコモのiPhone、iPad販売の鍵と言われるLTEとは?

    携帯電話を利用しているとしばしば3Gなる言葉を耳にしはしないでしょうか?これは第3世代移動通信システムのことで3rd Generationからこう呼ばれています。NTTドコモとソフトバンクモバイルのW-CDMA方式、KDDIのCDMA2000方式が共に該当します、と言うと分かりにくいですがド

コメントは受け付けていません。