クパチーノ市に宇宙船型新社屋―アップル社

iPhone でスマートフォンの何たるかを世に問いiPad では新ジャンルを創成したアップル社は 本ブログ運営者が iPad アプリ うさ犬の里~夏の日編 でもお世話になった 中島聡 さんのブログ Life is beautiful の2011年8月9日の記事に拠れば遂に まもなく「米国で最も時価総額の高い会社」になろうとしているアッップル ということであるそうです。

クパチーノ市により明らかにされたアップル新社屋の完成予定図 時価総額米国一企業に合わせる訳ではないのですが、 そのアップル社が現在も本社を構えるクパチーノ市内、 車で10分ほどの処に新社屋を建設移転する計画が クパチーノ市自身により公開され、明らかとなりました。 ニュースとしては…

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TechCrunch Japan の2011年8月15日のものに Appleの宇宙船型新本社の壮大なる完成予想図 が、マイコミジャーナルの2011年7月29日のものに なぜ宇宙船? Appleの新キャンパス建設計画地に行ってきた が伝えてくれています。 取分けマイコミジャーナルのニュースは現地レポートともなっており、 クパチーノ市の位置関係からIT業界に於ける意味まで分かり易く解説されています。 何故アップル新社屋が巨大なドーナッツ宇宙船型であるのか、 クパチーノ市の歴史的経緯、企業家精神、 そしてそこがHP(ヒューレット・パッカード:Hewlett-Packard)社屋の跡地であることも含め とても面白く構成された記事だと思います。

記事中には 「現在の本社Infinite Loopが完成した頃からAppleの経営が傾き始めた過去」 もあるとされるように、 必ずしも新社屋が将来の成功を約束してくれるものではありません。 しかし、現時点でアップル社が時価総額米国一企業を争う企業であることも明らかであり、 その昔アップル社が手本ともするも今現在苦境、凋落に喘ぐ日本企業が 参考にすべき点は多いように思います。

新社屋は成長企業の常として 人材が物理的に分散し連携が悪くなる形態を改善する目的もあると伝えられます。 これをアップル社製品に敷衍すれば、 今や同社の製品名の後ろに XだのYだのZだのくっ付くような派生モデルは少なく、 高度な意図を以てラインナップは収斂されています。 そしてそれらが見事な連携を以て一つのエコシステム(生態系)が完成されています。 エンブレムを変えるだけで別モデルとし、 ただ品揃えの豊富さで消費者を煙に巻くような 高度成長期の姿勢はアップル社をロールモデルとして 変えていかなければならない時代に入っているのかも知れません。

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「クパチーノ市に宇宙船型新社屋―アップル社」への3件のフィードバック

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    HP(ヒューレット・パッカード)と云えばシリコンバレーベンチャーの先駆けであり、ビジョナリーカンパニーの一つとして常に取り上げられます。先頃アップル社が HP社跡地に新社屋を計画しているニュースは本ブログ2011年8月15日の記事クパチーノ市に宇宙船型新社屋―アップル

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