本記事タイトルの キュレーション とは耳馴れない言葉、 これがインターネットの世界に意味を持つ言葉として普及しようとしています。 この言葉がウェブに取ってどの様な意味を持ち、 どの様な変化を齎す言葉なのでしょうか?
このキュレーションと言うものを行う人、 キュレーター とは何かを先に調べてみましょう。 これは、辞書の大辞泉に依れば
キュレーター【curator】となっています。 さてこの時、Web上には多くの情報で溢れ返っています。 これをWeb情報の管理者として、 インターネット上に溢れ返る情報を専門家の視点で切り分け、 一般に分かり易く効果的に提示すると捕らえれば 大凡間違いはないかと思います。 更に、誤解を恐れず言えばこの文脈でのキュレーターとは Web情報のセレクトショップとでも表現し得ると考えます。
博物館・美術館などの、展覧会の企画・構成・運営などをつかさどる専門職。また、一般に、管理責任者。
誰かに取っては取るに足らない情報も 誰かに取ってはお宝情報とならないとも限らない、 これは多くの方の認められるところでしょう。 加えて多少専門的になることを許されれば、 マーケティングに取っては最早常識なものとしてデータマイニングが有ります。 此れは多くの情報から一定の規則性を抽出し、 思わぬ情報の羅列から思わぬ貴重な情報を得ようとする分野で今急速な発展を遂げています。
この様に溢れ返る情報の海を泳ぐ為の Web型情報セレクトショップとも言うべき キュレーション が今、求められているのではないかと思われます。 そして従来のメディアはこのキュレーション型への脱皮、 急速な業態転換を迫られてもいるのだと言えるのではないでしょうか。
上記の状況を受け、 「フィードアグリゲーター」+「キュレーター」の新潮流、米マイクロソフトも参入 に見られる記事がものされているのだと思います。 この中には本ブログでも扱った iPadアプリ Flipboard(フリップボード) (冒頭、右上の図はFlipboardのページをめくっている画面です、 様々な記事が自動でレイアウトされています) もキュレーションの魁とも言えるツールとして紹介されていますね。 これらの様な状況を鑑み、 更に進展の見られるであろう将来には 自動キュレーションシステムなるものが構築され、 それを構築し得た者こそが現在の Google の様にウェブの覇権を握ったりするのではないだろうか、 と本ブログ運営者の妄想は膨らんだりするのでした。
要注目YouTube創業者買収Deliciousの新展開
最近流行のSNS(ソーシャルネットワークサービス)は挙ってソーシャルボタンなる機能を備え付けあっていますが、そのルーツともなるサービス、ソーシャルブックマークの嚆矢たるのがDelicious(デリシャス)です。現在http://delicious.com/でも、http:&