ガラケーとスマホのおサイフケータイ機能と世界市場

携帯関連ニュースサイト +Dモバイル の2011年7月30日の記事に “GALAXY”ブランドでエコシステム構築を 気になる新型タブレットは?――Samsung電子のAndroid戦略に迫る がありました。 iPhone を擁すアップル社に並ぶべく、 というような印象を抱かされるタイトルです。 内容の中にも興味を惹いたのが 日本市場への対応への問題として細か過ぎる対応が 世界市場に於いて後手に回らせしめる可能性があると言及される部分です。 アンドロイド技術を利用したスマートフォンを日本向けに調整して ガラパロイド と化したとき、 ガラケー と同様の運命を辿るのではないかと言う懸念でしょう。 (ガラパロイド・ガラケーについては 携帯電話のいろいろな呼び方―ガラパロイドって何? :2011年6月9日記事参照) 例として おサイフケータイ が上げられています。 該当部分を引用すれば

例えばおサイフケータイ。開発して実装することは可能だが、搭載モデルを出すころにはNFCが普及しているかもしれない。技術的に可能なことと、ビジネスやマーケティング的に可能なことは別。Androidでは、ローカライズを進めすぎてグローバルで取り残されるかも
とされています。

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何故、おサイフケータイに対応していると 世界に取り残されるのでしょうか? おサイフケータイといえば携帯を対応機器にタッチするだけで 支払いが済ませられる大変便利な機能で、 ガラケーからスマホに乗り換えるのを敬遠する方には、 この機能がスマホに無いからと理由も多く聞きます。 そこには引用文にもあるように NFC なるものの存在があるようです。

おサイフケータイは ICカード非接触無線通信技術 のひとつでソニーとドコモを中心とした日本独自の規格です。 規格名は長いですが 非接触無線 と分解すれば携帯を近付けるだけでピッと反応する状況が頭に浮かびますね。 これに対する NFC は Near Field Communication の略で 近距離無線通信 と訳されます。 この規格はICカード非接触無線通信技術機能を包含しており、 技術としておサイフケータイと競合するという訳ですね。 加えて NFC は国際規格でもあります。 NFC が普及すれば世界的スケールメリットを活かした価格競争力に おサイフケータイは対抗出来ない、という事情を紹介記事では勘案しているのでしょう。

頃日スマートフォン、スマートフォンと喧しい日本の携帯市場も ガラケーからの切り替えにはキャリア、メーカーはこの如き悩ましき問題を抱えており、 まだまだ紆余曲折があるのかも知れません。

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「ガラケーとスマホのおサイフケータイ機能と世界市場」への1件のフィードバック

  1. Google Wallet ≠ 日本のおサイフケータイ

    おサイフケータイが使えないからスマートフォンには乗り換えられない、などとは去年辺りまでしばしば聞こえた声でしたが、今年2011年スマホ元年には新機種にはほぼおサイフケータイは標準装備され、そのような声も聞くことはなくなって来ました。そんな中、TechCrunchの2011

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