はまぞうの吐き出す404エラーが洒落にならない数字になっている

本ブログは地域に根差すブログシステムである はまぞう を利用しているのは再三紹介して来ましたが、 なかなか大きな問題を抱えている様です。

リニューアル時のクロールエラー

大量のエラーが吐き出されるのがGoogleの Webマスターツール から観測され、 それは恐らくリニューアルの影響であろうとした記事を本ブログに配信したのは2012年9月30日の Webマスターツールでブログシステムの404エラーを補正する でした。

Googleは検索エンジンを運営するために常時Webサイトからデータ収集の為の ロボットプログラムを走らせており、 そのデータを閲覧可能にしてくれるのがWebマスターツールだと紹介し、 そこに提示されたデータがはまぞうが大量に吐き出している404エラーだったのです。

404エラー

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インターネットでホームページを閲覧するには HTTP と言う約束事に従っています。 この約束事に於いてはホームページを保存しているサーバーと閲覧者のブラウザの間で 遣り取りをする際に ステータスコード と言う信号を送っています。 404エラーとは閲覧者が見せて欲しいとリクエストしたURLのページは このサーバー上には存在しない旨をサーバーが送り返す信号です。

はまぞうブログシステムに於いては存在しないURLをリクエストすると サーバーは右上の図の様なページを表示すると共に 404エラーのステータスコードを返しています。 相手がブラウザを使う人で図の様なページを見ることになるのですが、 Googleのような検索エンジンのクローラーロボットの場合は 404エラーの信号を受け取っている訳です。

Webマスターツールのメッセージ

Webマスターツールでは登録したホームページに関して クローラーが巡回してデータを収集した際に異常を検知するとメッセージを送信してくれます。 従って是非ともWebマスターツールは活用したいものですが、 此処数日、2012年9月30日の記事で取り扱った筈の http://rank.hamazo.tv/(※): 「見つかりませんでした」というエラーが増えています なるメッセージが目に入り、記事内で対処の方法を記したように 対応した積りでいましたから一体いつ迄表示されるのだろうと訝しんで、 詳細ページを開いて見た際に表示されたグラフが下の図でした。

前回のトラブル時の10倍の404エラー

エラー数は赤い下線を引いた部分の通り3,586とちょっと信じられない凄まじい数値を示しています。 9月30日の記事でも随分多量のエラーが吐き出されていると目を疑いましたが それでも300ほどでした。 今回はそれに10倍する、正しく1桁オーダーの異なる数値となっているのです。 比較のために9月30日の記事に於けるエラーの推移グラフを赤枠で囲い、 今回のグラフ上に於いてどの部分に当て嵌まるか、 同時に上の図に記して有りますから、 その差は一目瞭然でしょう。

3千もの宛先の存在しないリンクがブログ内に見付かったとGoogleが警告している状況で 更にWebマスターツールで404エラーとなるURLへリンクしている リンク元 として記録されるページURLを見てみると凡そ内部リンク、 即ち本ブログから本ブログへのリンクとなっています。 残念ですが今回もはまぞうブログシステムが大量にエラーを吐き出し続けていることになります。

取敢えずの対応策

これだけの大量の404エラーを抱えるブログが 検索エンジンに評価される筈もありません。 それは即ちブログを見てくれる人にも多大な迷惑を掛けていることにもなるからです。 ブログ内の他のページを見ようと思ってクリックしても 本記事冒頭の右図のような味気無い、404ページが繰り返し空しく表示されるだけなのですから。

従って少しでも対策を施したいのですが、 相手はプログラムで大量にエラーを吐き出すはまぞうブログシステムで 手動では最早不可能な領域となっていますので 404エラーリンクを吐き出すと思われる部分を削除してしまうのが 取敢えずの施策としては手っ取り早いだろう、と考えました。 今回も9月30日と同様のURLが大量にWebマスターツールに表示されていますから、 先ずは はまぞうカレンダー が問題でしょう。 そしてリンク先を見てみた処、 はまぞう過去記事 も類似のURLを吐き出しています。 そこでこの二つのパーツをサイドバーから外してしまって様子を見ることにしました。

望まれるはまぞうブログシステムの早期改善

どうも2012年8月末のリニューアルを境に はまぞうブログシステムは大量をエラーを吐き出すなど不具合が重なり不安定なものとなってしまいました。 他にも記事アクセス数に関して日付の関連性を削除してシステム的に軽いものにしたにも関わらず その数値はまるで整合性の無いものを吐き出して役に立たないものとなってもいます。 カテゴリーの記事数などに奇妙な数字を吐き出すエラーが存在するとも言います。

従ってはまぞうブログシステムは些か安心して使えるレベルとは言い難いものとなっているようです。 この状態がいつ迄続くかは分かり兼ねますが取敢えず落ち着く迄は 最低限記事のバックアップなど、小まめに取って置いた方が良いかも知れません。 地域ブログとは言え数万単位で利用されるシステムですから 早期の改善がなされることを一ユーザーとして望むものです。

※ 現在では HamaZoランクチェック!Blog は本ブログ( Acenumber Technical Issues )に統一しました。