@ITの2008年6月20日の記事は 日本Ruby会議2008開催について Rubyは10年前のJava に彼の Ruby の産みの親なる まつもとゆきひろ氏と イーシー・ワン代表取締役社長 最首英裕氏の興味深い対談が掲載されていたのは、 近年頓に聞かれる「 JavaからRubyへ 」系の話柄にて、 当ブログにも時折登場願う比嘉康雄氏のブログ内にても検索される一連の記事 Java から Ruby へ でも就中、2008年3月11日の 「JavaからRubyへ」についてそろそろ本音を書いておくか には氏の複雑な心境であろう処が、諧謔を交え語られ読む者を惹き付けた上で、 選択に含みを持たせて貰える記事ですが、 実際プログラム言語の選択は数少ない己のリソースを消費する重要な決定に他ならず、 当記事に於ける一方の最首氏はJavaで現実に当たり馬券を買った目利きにて、 氏の眼力を以てすれば Ruby の当選の必ずしも低い確率とは考えられず 現在の Java の隆盛を思えば、一考の余地のある選択肢の様に思える処に、 当記事の業務に使用し得るか如何かの自信たっぷりに是と応えられれば、 Java 株を有せぬ者は勿論、Java 株を有す方のポートフォリオにも、 多少なりとも影響を与え得べき記事でしょう。
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比嘉氏は当該対談への所感を同ブログの2008年6月22日の記事
Rubyにワクワク感以上に求めるもの
に述べられており参考に供されるべきと思います。
また以下にはまつもと氏の洞察力に富んだ述懐を引用させていただくことにします。
遅いといわれ、技術者が少なく、でも最新の技術として紹介されるなど、確かに『Rubyは10年前のJava』というのは結構当たっていると思う。Javaはこの10年で、パフォーマンスも機能もすごく高まったが、同じことが起こる可能性が高い。ただ、10年前にJavaを使っていた人は、ワクワクしながらJavaを触っていたと思うけれど、今は『Javaってカタイよね』と、あんまり楽しく使っているように見えない。同じように、Rubyが10年後『つまらないよね』と言われることのないようにしていきたい。