同社はブログのヘビーユーザーであった坂和氏が予てより抱いていた、
- 低廉なブロガーの報酬
- 出稿側担当者の意識の低さ
但し現場におかれては、未だなかなか出向側はマス広告の意識が抜け切れないようであるとの事情が、
企業のマーケティング担当者の間で「ブロガーって300円出せば記事を書いてくれるんでしょ」みたいな雰囲気ができてしまう部分に匂い、
基本は、自分たちが情報をコントロールしようというスタイルで来られてしまう。インターネットでそれは難しいですよということを地道に啓蒙していると苦労も多いのが容易に推察出来、 ブロガーも甚だ侮られている様ですが、
工場の生産ラインと同様にみなされています。その結果、消費者に処理しきれないほどの情報がどんどん垂れ流されているだけになってしまっている。今のブログのマーケティングは、マスメディアのマーケティングをそのまま延長した1wayですから、勝機はその先の2wayの先にあると同社の明確な目標をもった企業努力により、 孰れ2wayへのブレークスルーも現れるのではないかと期待出来た上では、 企業側の方には更なる理解に務められる様ご慫慂したいと思いますが、 此処では視点をブロガー側に置きますれば、 そのキャリアパスに於いて、
ブロガー → アルファブロガー → 広告代理店と契約
として収益をGoogle AdSenseに頼るだけの段階から順次高位へと道程の示され、
質の高い記事を恒常的に配信するにも、
其のモチベーションを高め易くするキャリアパスが示されるかに考察します。
是非とも同社及び追随の同形態の企業、ひいては斯界の発展を望みたき処、 同社の三方一両得を目指すもなかなか出稿側の意識もマスマーケティングから離れ得ず 難しい面は多々あるようにして、またメディア側たるブロガーにとっても
マーケティングの原則が昔に戻ったといえる気もしています。昔は「あの刀鍛冶は腕が良いらしい」ということがその町や村のレベルで広まっていたのが、インターネットでもっと遠くまで広まるようになったというだけで、大事なのは腕であり、腕が確かならクチコミで広まるという元の形に戻ってきている印象です。とありますから単にページビューを伸ばすだけだなく 腕の良い刀鍛冶の如くブロガーとしては内容を研がねばならないことで 敷居の決して低くはないことは否めないでしょうが、 だからこそ目指すに足るべきキャリアパスの一オプションの様にも思います。
非常に単純な試算ですが、同記事には
AMNパートナーブログは合計55ブログ、月間ページビュー数は1000万を超える。とありますから単純計算で、1000万を30で割り、55で割れば6060程、 内容を差し引いても先ずは日に1万程のPVが取れるブログならば 自ずとオフォーも得られることになるのではないでしょうか。