Yahoo!とGoogle

CNET Japanの「リサーチ » リサーチコラム » Webマーケティングガイド・レポート」カテゴリーの 2008年04月14日の記事 「検索エンジンのニーズと利用」に関する調査
   --明らかに異なるヤフーとグーグルのユーザー像
で、検索エンジンの利用実態データがレポートされています。

Webマーケティングガイド とインターネット調査会社の メディアインタラクティブ との定点観測共同調査データを基にしたレポートです。
検索エンジンにおいてYahoo!とGoogleが袂を分かって以来、 Yahoo!利用者はライトユーザーで、Google利用者はヘビーユーザーであるとは 以前から巷間云われていることですが、その再確認のようなデータが抽出されています。

調査は、メディアインタラクティブが保有するリサーチ会員に対して行った調査となっております。
とのことですので、多少バイアスが掛っているかもしれませんが、 大凡の処に狂いは無いのではないでしょうか。

当該記事では現時点でのシェアが
最も利用している検索サービスは、Yahoo!が59.2%と最も多く、次いでGoogleが31.4%であることが分かった。
とされており、Googleの数字が相対的に可也伸びているように感じます。
以前NHKのテレビ取材を受けたのは、 日本で検索シェアの上がらない対策で、 普段は滅多に社内の公開はしないと仄聞しました。
と、 当ブログ2008年3月19日のアーティクル でもご紹介した様に、 大きなマーケットである本邦でのシェアに伸び悩んでいたものの、 近年急激にシェアを伸ばしているのが実感出来るGoogleの、 此処数年に於けるYahoo!との時系列での比較が出来るデータが 参照可能であれば更に興味深いと思いますので、 当該データが掲載されていないのが少し残念な処に思います。

百度からのアクセスはアクセス解析をされる方には略スパムと同義であった為、 設定でクローラーをキックされていた方も多いのではないかと拝察しますが、 今回のレポートのQ2項目を見るとシェアを少ない乍も本邦にて伸ばすことに成功しており、 アクセス制限の解除を検討しなければいけないかも知れません。