自分のサイトに多数の製品ページがあるとしよう。そして各ページの印刷用バージョンも用意していたとする。検索エンジンは検索結果に表示するページとして、印刷用のページを選ぶ可能性がある。にて具体的に表現される部分ですが、検索エンジンの側からは明確なペナルティとしては課されないものの
検索順位が低いはずのページの方を検索結果に表示するのは、ある意味ペナルティのようなものだ。と、実質ペナルティに近い状況と判じるのは大いに首肯出来る処、 更にペナルティに近く判り易いのは
自分のコンテンツを、サードパーティに共同配信した場合も、同じような事態が発生しかねない。この場合に生じる問題は、コンテンツの配信を受けているページの方が検索結果に現われ、配信元である自分のページが除外されてしまう可能性があるということだ。抔、自社間ではなく、他社サイトの関係であるのは申すには及ばないでしょう。 此れを当稿のまとめ部分では 事実上のペナルティ と表現する如く、複製ページが不可避に発生すれば、 実質サイト運営者に取っては頭の痛い問題に違いありません。
上記自社にての実際の対処方法が下記
こうした事態を修正するには、印刷用ページに対するリンクにnofollow属性を適用すると同時に、印刷用ページにはnoindexを記述しておくことだ。の如く記され、 普段はWEB製作者にさえ余り意識されない属性が登場して来ます。
nofollowとは はてなダイアリー>キーワード>nofollow で記される如く、 アンカー要素に記述すればリンク先にリンクジュースを流し込まないと云う、 Googleが提唱による属性です。
noindexとは ITpro>キーワード>NOINDEX で記される如く、 メタタグ部分に記述され、検索エンジンクローラーにインデックスへの登録を拒否する効力を持ちます。 此方は関係他社への強制は難しく思われます。
又nofollow属性については、 当ブログ2008年7月16日のアーティクル リストをリンクに変身させるjQuery にてご紹介の如く、javascriptにより、 クライアントサイドで動的にリンクを生成すれば、 或る程度回避が可能になるのも一方法に思います。
然し乍、記事にも記される如く、 明確に複製サイトに対してペナルティが課されるケースもあるようですので、 不可避的に発生してしまうと云えども、発生してから対処するのではなく、 事前に複製サイトが発生し難くなる様に、 サイト全体のアーキテクチャーを構成するべく検討を重ねることが最も重要であるでしょう。