開発ゲームアプリの開発画面に於いて 衝突判定を可視化したいために PhysicsDebugger なるライブラリを用いんと更にライブラリ管理のために Cocoapods を又此れをインストール足らしめるため RubyGems をアップデートしたものの尚守備良くは運ばなかった顛末を記したのが2016年7月24日の記事 Cocoapodsに依ってライブラリPhysicsDebuggerを使う(前編) でした。 此の問題を解決するためにネットを繰って目にしたのが アイエンターのアプリ開発ブログ の2014年4月4日の記事です。
【iOS】CocoaPodsを使ったライブラリ管理此の情報に Command Line Developer Tools のインストールが必要とあり 孰れにせよ此れは開発者用Macにはインストールが必須であるとの情報も散見しては 今回の記事をものする次第
開発機:MacBook Air(11-inch, Mid 2013)
MacOSバージョン:OS X 10.9.2
Xcodeバージョン:5.1
言語:Objective-C
主関連アプリ:uPanda Breaks Out Fruits
まずはXcodeのメニューから [Xcode] – [Open Developer Tool] – [More Developer Tools…] を辿り選択するにログインの必要な開発者用サイト https://developer.apple.com/downloads/index.action?name=for%20Xcode%20-# をSafariで以て遷移して 契約書に同意してアンケートに答え漸くダウンロード出来る塩梅。 ダウンロードファイルは以下の様なものとなっていました。
此のダウンロードファイルをダブルクリックしてデスクトップに解凍された Command Line Tools(OSX 10.9).pkg を再びダブルクリックするとインストールされます。 処が想定していた以下メニューには残念ながら未だ登場ならず。 [Xcode] – [Preferences] – [Downloads]TAB [Components] 更にネットを繰ってサイト Act as Professional の2013年10月28日の記事を目にします。
MavericksでCommand Line Developer Toolsをインストールする方法が変更インストール方法が変更になっていたとあれば上手く行く筈もなく、 情報に従って上記コマンドをターミナルから入力すると 確かにxcode-selectをインストールしようとしてダイアログが開くものの 此れはxcode-selectのインストールにCommand Line Developer Toolsが必要なためであり Command Line Developer Toolsをインストールするためではない訳で混乱を招きます。 しかし孰れにせよ既にAppleのサーバー即ちAppストアでは Command Line Developer Toolsが提供されておらずインストールは出来ない道理となります。
以上から様々類推するにどうも
Xcode5以降はCommand Line Developer Toolsは
Xcodeに統合されているのではないかと思われます。
即ちiOSシミュレータとは別物でありビルドツールなのだから
改めて考えれば当たり前と言えば当たり前なのですが
其れを示すかの様に
[Xcode] – [Preferences] – [Locations]
タブには
[Command Line Tools]
の項目が確り用意されておりプルダウンメニューには
Xcode 5.1(5B130a)
の表示をも確認出来ました。
今回の案件にては日々進歩の喧しい開発環境に於いてはネット上の情報は
兎も角も此れにて再び PhysicsDebugger を機能足らしめる作業を進めますが其れは次稿に譲りましょう。
バージョン: 4.12
リリース: 2014年9月15日
更新: 2022年4月20日
サイズ : 10.7 MB
互換性: iOS 14.4 以降のiPhone、iPod touch に対応。および、macOS 11.0以降とApple M1 チップを搭載したMac に対応。