割切りの素晴らしい商品ポメラにはiPhoneアプリも

iPhoneアプリ:ポメラのアイコン 世の IT 化とともにコンピュータは最早なくてはならない存在ですが、 その特質は汎用性にあり、何でも出来ると言われると、 返ってそれを目の前にして戸惑うものです。

そこで様々な割切り製品が世に出ました。 古くはワードプロセッサーがそうでしょう。 その単体での存在は最早ノスタルジーさえ感じさせる商品ですね。 そして任天堂のファミリーコンピュータもそうでしょう。 ゲームに割切った作りでコストを抑え、 使い方を簡単にし、子供達に大人気の商品となりました。 そしてここにも一つ素晴らしい割切り商品が有ります。 株式会社キングジムが2008年11月10日に世に問うた ポメラ です。

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最初聞いたときは犬種をもじった名前のぬいぐるみか玩具かと思いきや、 コンセプトは電子メモ帳、 メモを取る以外にはインターネットを見ることは愚か、 メールを送ることさえ出来ないと言う潔さの商品! 何処かの国の携帯端末を拵える方々に爪の垢を煎じ(略) 割切ったことで先ず軽くなりました。 ちょっとバッグに入れて携帯するには重要なことです。 そして電池の持ちが良くなりました。 何処かの国の携帯端末を拵える方々に爪の垢を煎じ(略) そして起動が早くなりました。 いくらバージョンアップしても重くて適わないブラウザに(略) これらの割切りが大いに受け、 初代DM10から始まったポメラは代を重ね、 DM20、DM11G、DM5、とバリエーションも豊かに ラインナップされることに相成ったのです。

この手のデジタルがジェットには目の無い スタパ斉藤 さんも微に入り細を穿ったレポートを提供してくれていますね。 初代にポメラについては2008年11月17日の 紙とPCのすき間を埋める、テキスト専用マシン キングジム「ポメラ」 で、2009年12月7日には新機種のDM20については 売れてるポメラの新型が登場!! で、その文章力を遺憾なく発揮したレポートが面白おかしく読むことが出来ます。 おまけにスタパビジョンでは関連動画も配信してくれています。

これだけ扱うのは製品紹介を超えて好きなんじゃないかと(笑)。

割切り商品とは言っても、矢張り時にはあの機能があったら便利なのになぁ、 と感じさせられることは使い込むほどに多くなってくる処でしょう。 そんな時にも安心、 本記事冒頭部の図は実はポメラ用 iPhoneアプリ ポメラQRコードリーダー のアイコンなんです。 このアプリを使えば iPhoneからポメラで書いた内容をメールで送信できますし、 Twitter への投稿や Evernoteへのクリップも出来ちゃうと言う寸法です。 そしてそれを媒介するのが QRコード の読み取りと言うアナログライクな手なのも、いやはや実に上手く考えたものだと思います。 こんなユーザーから必要だと声の上がった部分だけ充実させていく、 と言う方法も商品の息を長ら得させる割切り商品の商売としての上手い展開方法かも知れませんね。