Xcode開発に於けるfloat型やdouble型の値の余剰

ゲームの代表的存在でもある任天堂社のスーパーマリオブラザーズを始めとして、 特にレトロな2D横スクロールアクションゲームでは無限スクロールは必須の機能です。 本ブログにも横スクロールの実装について記事を幾つか配信しもしました。

2DゲームフレームワークSpriteKit

ゲームうさ犬が行く開発中画面
ゲームうさ犬が行く開発中画面

XcodeでiPhoneアプリでも2Dゲームを開発するに当たって 有用なのがアップル社謹製フレームワーク SpriteKit です。 このフレームワークには様々なゲーム実装に関する機能が搭載されていますが、 座標もその一つです。 SpriteKitの座標に関してはUIViewと座標系が異なるため、 困惑する場合も多いのですが2D画面を構成するには欠かせません。

問題惹起

手元の開発iPhoneゲームで いつものようにSpriteKitの提供する座標系 SKView を用いている途中、気付いた点がありました。

WordPressのアイキャッチ画像は英語でfeatured image

以前に良く見掛けた、 タイトルで言い切った 、的なエントリーです。 知ってる向きには何を今更、と言った処にて、 以下読む必要はありません。

featured image アイキャッチ画像

結論

上にリンクを貼り置いた Standing on the Shoulder of Linus ブログの2010年4月8日の記事では、 WordPressのバージョン2.9に於いて 投稿サムネイル機能 が追加され、バージョンが3.0に上がると其れは Featured Image と命名されたそうで、其の和訳こそ今WordPressユーザーに一般に流通する アイキャッチ画像 なのでしたが、日本語の決まっていないベータ版で訳が割り振られたそうなのです。

浜松市鴨江寺仁王門阿吽像
浜松市鴨江寺仁王門阿吽像

恥ずかしながら此の事実に気付かされたのは…

CSSのみでフォントは不透過でその背景色のみを乗算でそのまた背景の画像に重ねる

仕上がりイメージは斯うです。

最終出力結果

仕上がりイメージ

先ずは最下層に背景画像があります。 上の例では神社の写真が其れに当たります。 其の上に帯がのり、其の上、左方に白のアイコン、右方に白のフォント文字が乗ります。 アイコンとフォント文字を包含した帯は元は紺色ですが、 乗算で其のまた背景画像に重ねられており、 唯に単色の不透過色の場合とは異なる深みを感じさせるイメージを醸し出しています。 此れを皆、CSSのみで実現したく試行錯誤しました。

初手

参考のために唯に単色の不透過の紺色の帯の場合を下に貼り置きましょう。 随分イメージが異なるのがはっきりします。

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カテゴリー: CSS

EdgeでFlexboxの高さ指定の単位にパーセントが使えない問題

Webデザインとレスポンシブの現況

CSS3 から追加されたプロパティ Flexbox は其のレイアウトの柔軟さ故に現在主流の レスポンシブ (Webデザイン)と相性が良く、 行列のグリッド配置を扱わねばならない場合、 Floatプロパティに代わり頻繁に用いられるようになりました。 端末幅に応じて横5つ並びのアイテムが 4つ、3つと減じても見た目に違和感は抱かれない塩梅となっています。

処でレスポンシブに於いてはプロパティの値の単位に 百分率も頻繁に用いられる処です。 従来PCでの閲覧に限られて考えられていたデザインに於いては サイズは固定で主に単位としてピクセルが用いられていましたが、 閲覧者の環境に応じて多くのサイズが考えられるデバイスの 横幅にピタリと合わせる為には其れでは間に合わず パーセンテージの採用されるに至りました。

また主流の座からは滑り落ちたものの Microsoft社製のブラウザもまだまだ残念ながら健在です。 世の中のデファクトスタンダードにも総意とも言える標準にも従わぬ、 Windows独占時代の残滓の如き路線たるオレオレ詐欺ならぬオレオレ仕様から 忌み嫌われたブラウザはインターネットエクスプローラ(IE)から今では Edge(エッジ)へと装いを改められていますが、其の中身はどうでしょうか。

今回、Edgeに特有に発生するFlexboxプロパティで パーセンテージを単位に使った場合に問題が発生するのを端無くも発見しましたので 本記事に共有するものです。

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Google Bloggerが漸く独自ドメインでHTTPS化

恐らくは世の中で最も遅いセキュアサーバー化ではないでしょうか。 Google社が提供するブログサービス Blogger (ブロガー)の独自ドメイン(カスタムドメイン)に於いてです。

Sの意味

セキュアサーバー化とはホームページデータを保存しているサーバーをSSL化することで 表示のリクエストを送ったユーザーのブラウザとの間で其の通信が暗号化されるようにすることを言います。 セキュアサーバー化されたホームページにアクセスすると アドレスバーのドメインの前のお馴染みの HTTP の表示がHTTPSと変化します。 此の S はセキュアのSを表しています。 こうすることで通信の途中経路で通信内容を傍受されても内容が漏れ難くなりますから 早くからパスワード入力やメールフォーム、ネットショップのカートでは必須のものとされ、 現在では其れがWebサイト全体に敷衍されるに至ったのでした。

古くはコンピュータの処理能力も低く 通信毎に暗号化と複合化をホスト、ブラウザ共に繰り返すのは好まれない面もありましたが、 現在ではコンピュータの能力は数桁単位で向上しています。 また暗号化と言うからには信頼できるものが必要で 其のための第三者機関からのSSL証明書発行には多額の経済的負担もあり Webマスター連から厭われる理由でもありましたが現在では其の負担も低減しています。 従って現在ではセキュアサーバー化は推奨されこそすれ決して拒まれる理由はない訳です。

HTTPS化の状況

およそ検索エンジン最大手たるGoogle社が推し進めており 検索結果の順位上もHTTPS化は優遇されるとの情報もあって 多くのWebマスターは挙って自ら運営するWebサイトのセキュアサーバー化を推し進めました。 しかし当のGoogle社が提供するBloggerサービスでは今の今迄 遂にHTTPS化は提供されるには至りませんでした。

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