もう一つのリスティング広告の影

実ぁ、リスティング広告てぇのは 検索連動型だけじゃぁねぇのさ。 別の何者かにも連動してる奴が あるのさね。そぃつがコンテンツてぇ訳さ。

そうなんです! 実はリスティング広告って 検索連動型だけじゃないんです! もう一つのリスティング広告の形、それが コンテンツ連動広告 なんです。

認めて
やろぅじゃ
ねぇの
此処迄その存在を隠していたのも 余りにも異名を取るリスティング広告に、 タイプまで異なるものが登場すると ますますこんがらがってしまいますからね。

紹介を後回しにしたからって こちらが性能が劣るからではありません。 いえ、それどころか コンテンツ連動広告の方が 検索エンジンの能力を活かしているとさえ言えるんです。 それは今回のコトラの影の如く、 知らない内にホームページ閲覧者の傍へスルスルと忍び寄り、 ポンポンと肩を叩きます。 そして閲覧者の興味をかきたてて已みません。

検索するのは当たり前

なぁ、そこに検索があるから、検索するのよ。人てぇのは検索せずにゃぁいられねぇのさ。お前さんだてぇインターネットに首ぃ突っ込みゃぁ検索せざるを得ねぇだろ?そういうこった。

当りめぇだの
クラッカー
コトラ先生の申す通り、 インターネットでは先ず検索、 と言うのは最早論を俟たないでしょう。 ことに拠ればご自分が運営しているホームページを開くにも お気に入りから開くより検索エンジンを経由する方が多かったりするかも(笑)

だからこそ多くの人はSEOを気にするのですし、 そこに広告を出さない理由はない…かもね?

何故検索するのか?

何故検索するのかってぇ?そこに検索があるからよ!

コトラみたいにどっかの偉い登山家みた様なこと言ってちゃいけません。

情けは
ひとの
為ならず
人が検索する際には何がしか問題を抱えていて、 それを解決したいが為に検索することが多いと言われています。 だとすれば検索結果は問題解決を検索者に提供しなければいけません。 検索結果のリンク先には検索者を満足させるページが用意されている必要があります。

検索結果がSEOによる表示であろうと、 リスティング広告による表示であろうと、 常に検索者を満足させる為にページは作られていなければいけなくなりますね。

SEOって何?

ふっふっふっ…代官殿、お主も悪よのぅSEOの屋SEO兵衛を利用して お家転覆を図らんとは…

前回シレッと登場したのが SEO 、セオとかエスイーオーと発音します。 SEOとは Search Engine Optimization の頭文字を取ったもので、通常 検索エンジン最適化 と訳します。 Search Engine はそのまま検索エンジンですので、この場合最適化と訳される Optimization が肝になりますね。

登場の仕方を鑑みればどうやら検索結果上位表示に関することとお察しの諸兄、鋭い! 検索エンジンの求める処にホームページ自らを合わせることで、 検索結果の上位表示を遂げようと企む行為を言います。

おい!
今回の
役処ぉ!
ホームページの際限ない増殖に、 堪えかねた閲覧者の要望に応える様に登場した検索エンジン、 望む処の便宜を図れば当然の如く利用者は留まる処を知らず、 遂には今やホームページを見てくれる方の大半は、 検索エンジンからのアクセスとなったのでした。

見る方の大半が検索エンジンからとなれば、 検索結果の上位表示を求めるのは人情と言うもの、 斯くしてまたもや其の求めに応じるかの如く登場した テクニックがSEO! …と言うのは言い過ぎでした。

然るべきホームページが上位に表示されれば、 検索エンジンの利用者の利便 となります。 これを促進する為の方便が本来のSEOの機能である べきなのです。

然るべからざるホームページを表示結果上位に表示させようとする行為を SEOと呼ぶのは僭称、検索エンジン利用者にとっても不利益になることです。 自分が検索上位表示に従い見たホームページが 期待にそぐわぬものだった場合の心情を考えてみましょう(笑)

検索結果に溶け込む広告

はあ~~~、びばのんの

はぁ~♪
いい湯だなん♪
前回何故広告が検索結果に見事に溶け込んで見えるか考えてみました。 では検索エンジンに広告が溶け込んで表示されて何かいいことあるんでしょうか?

リスティング広告とは、 広告出稿者は料金を支払うことに依って、 検索結果の上位表示を保証される、 と言うことです。 有体に言えば、検索結果順位の上位表示を買う、 と言って良いでしょう。 そしてこれは検索エンジンに取っての大きな収益源となっています。

検索する人に取っては、 検索結果さえ妥当であれば広告であろうが、 SEO(検索エンジン最適化)に拠る上位表示であろうが関係ありません。 目的を達成出来れば問題ないわけです。

通常、検索エンジンにホームページを最適化して 検索結果に上位表示させる(SEO)には多大な労力及び費用を必要とします。 しかしリスティング広告を用いればこれを省略して、 上位表示させることが可能となります。 ここにこそリスティング広告のメリットがあるのです。

検索エンジンとの連動についてもう少し

ほぃほぃ、D・A・I・E・T・T・O………了解…と

仲の好い
こって
前回の検索連動型広告とも呼ばれる実体、 広告が検索結果に合わせて表示されているので、 検索エンジンの画面に溶け込みまるで検索結果の一部として表示されている様でした。 何故こんなに上手く溶け込んで表示されるんでしょう?

実は検索エンジンで検索した結果に連動した内容の広告と言うよりは、 表示される広告は検索する為に入力されたキーワードと連動してるんです。 広告は予め出稿者に依って、キーワードと結び付けて契約されます。 その時結び付けられたキーワードが検索されれば、 その検索結果に表示される仕組みとなっています。 ですから検索キーワードと無関係の広告が表示されることはありません。 それで検索結果と広告が連動する様に、 違和感なく溶け込んで表示されていたんですね。

果たしてその実体は?

おぅ、おめぇさん達だな
リスチング広告とやらは、講座も数ぅ数えること六回目にしてやぁ~っと姿ぁ現しゃがったなぁ

重役出勤かぃ
しょってゃんなぁ
登場と共にコトラに一苦言呈されたのが ヤフーGoogle の検索結果画面です。 今では検索は日常普通に行われる行為ですから、 本当に頻繁に目にする画面ですね。 その両画面は一部を除いて明度を落としています。 そのハイライト処理された部分こそリスティング広告の実体です! 見事に検索エンジンの画面に溶け込んでいますね。

これが検索連動型広告とも異名を取る意味で、 検索結果に合わせて広告が表示されているのですね。

七つの名前をもつ広告

ある時は検索連動型広告、またある時はペイパークリック広告、そしてまたある時はリスティング広告、
ぱっ!果たしてその実体は、ぱっ!

ぱっ!!
まさしく 多羅尾伴内 の様に七色の名前を持つリスティング広告。 それぞれの呼び名に意味があり、 ひとつひとつ見れば名は体を表し分かり易くもあるのですが、 混乱の元ともなっている様です。

これらより他にも CPC(Cost Per Click)広告 と呼ばれたり、 キーワード(連動)広告 と呼ばれたり、 P4P(Pay for Performance、ペイフォーパフォーマンス) と呼ばれたり、 リスティング広告の元の英語の Listing Advertisement(リスティングアドバタイズメント、リスティングアド) なんてコトラが聴いたら引っ繰り返りそうな魑魅魍魎跳梁跋扈状態。 更にはこれらサービスを提供する側の 名前を冠して呼ばれたりすることもあるから堪りません。

検索エンジンの検索結果と連動したり、 料金が発生するのはクリック毎であったりとする、 新時代のインターネット広告を広い意味で捕らえて、 本ブログでは リスティング広告 と呼ぶことにします。

PPC広告

PPC広告ってぇなぁこいつも検索連動型広告と同じくリスティング広告の別名さねまぁ~った横文字かぃ…ってぇ貴兄にゃご生憎様だがこれも西洋発祥なんでな勘弁しちやっちくんな

まぁだ通称が
定まっちゃ
ねんだろねぇ
リスティング広告 には別名が多いですね。 前回の 検索連動型広告 に今回は PPC(ピーピーシー)広告 です。 これは Pay Per Click(ペイパークリック)広告 を略したもので、略さず ペイパークリック広告 と呼ぶことも多いです。 訳せば クリックするたび毎に料金が発生する広告 となるでしょう。 こうなれば前回の 検索連動型広告 と同じく名は体を表し、分かり易いのではないでしょうか? そうなんです。 広告を出す側は 広告がクリックされた場合にだけ料金を支払う ことになるんです。 表示されるだけでは料金は発生しません。 これも新世代のインターネット広告たる リスティング広告を象徴する特徴なので 別名として通っているのでしょう。 この系統として クリック課金型広告 と呼ばれることもありますが意味は同じですね。

純和風がお好みのコトラ先生、 少々横文字攻撃に食傷気味ですね。 確かに日本語に直すと分かり易いものも多いので、 これからそんな時は出来るだけ日本語で対応しましょう。 でも一般名詞で通用しちゃってると、ちょっとね。

検索連動型広告

やっぱりオイラぁ横文字よりゃぁ
日本語の方が馴染みがあるからさリスチング広告も良いけど検索連動型広告ってぇ呼び方       は好いねぇ

日本人にゃ~♪
日本語よぉ~♪
てかぁ?
リスティング広告には別名が沢山ありますが、 其の一つに 検索連動型広告 があります。 名は体を表すと言いますが、 まさしく 検索エンジンで検索した結果に合わせて表示される広告 と言う意味を持っています。 コトラの言う通り日本語で分かり易いですね。

但し、リスティング広告には 厳密に言えば検索結果に依存しない種類のものも含んでいます。 しかし広い意味で捉えて、其れも合わせて、 検索連動型広告はリスティング広告と同じ意味で用いて問題ないでしょう。